こんばんは。
「個の時代」と様々な場所で耳にしますよね。
みなさんは、自分の個性やキャラを気にしたり、「本当の自分って…🤔」と考えたことはありませんか?
今日は、【分人主義】という考え方から、現代を生きる上で心がすっ軽くなるようなテーマでお話しします。
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▼本当の自分なんて、1人じゃなくていい。
人によって態度は変えていい。
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見出しを見ただけで、「そんな、だめだよ。」と思っていませんか?
上で紹介した【分人主義】とは、個人(indivisual)の対義語で、1人の人間は、分割可能な存在(divisual)であるという意味があります。
ちょっとまだ、よくわかりませんよね。
では、こんなことはありませんか?
あなたは会社の同僚Aと居酒屋で楽しく食事をしていました。
すると、偶然小学校時代の友人Bと遭遇。
そして、同僚Aに向かって古い友人Bが「そういえば、お前小学生の時、もっと物静かなキャラだったよな」「ずいぶん変わったな(笑)」
なんて話し始めるとどうでしょうか。
なんだかモヤモヤした気持ちになりませんか?
たしかに小学生の時はもの物静かな性格だった。
でも今の自分は、そうではない。
お酒を飲みながら楽しく話している。
なんだか自分がキャラを使い分けているような。
ブレない自分がいないような。
そんなギャップや息苦しさを感じるのです。
しかし、【分人主義】は、違います。
😶小学校の時の物静かだったあなたも、
😂中学生時代にアニメにどハマりしたあなたも、
😎ドラマの影響で金髪にしたあなたも、
☺️心を許せる友人に出会い、笑顔が増えたあなたも、
【全て、あなた】と考えます。
そうです。
「ホントの自分」は1人じゃなくていいのです。
自分の中のいろいろな【分人の集合体】が、あなたなのです。
そして、自分の中の分人は何人いても構いません。
人によって心地のいい分人の数が違うそうです。
分人は、「コミュニケーションによる人との相互関係」が影響し、変化します。
たくさん笑う人がいれば、自然と笑うようになるかもしれませんし、イライラしている人の中にいれば、イライラした分人が現れるかもしれませんね。
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▼今日からできるアクションプラン
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自分の思う心地よい【分人】でいる時間を増やすには、何をするかか考えてみる。
どんな場所にいる自分が好きですか?
誰といる自分が好きですか?思い出してみましょう。
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▼参考図書▼
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著 平野啓一郎